CInt 関数は、指定した値を数値型 (Integer) に変換します。
文字列を数値型に変換したいときに使用します。
構文
CInt(val)
値を数値型 (Integer) に変換します。
引数「val」 文字列や数値を指定します。
戻り値の型 数値型 (Integer)
解説
その数値型の変数に代入しても同様に変換されます。
引数「val」が”1″なら1に変換されます。
引数「val」がTrueなら1に、Falseなら0に変換されます。
小数点が含まれている場合は四捨五入されます。
変換前 変換後
0.5 0
1.5 2
2.5 2
3.5 4
変換できる数値の範囲は、その数値型の範囲 (Integer なら)-32,768 ~ 32,767の間です。
変換できない値を指定すると「エラー 13 型が一致しません。」が発生します。
変換できるかどうかは「IsNumeric 関数」で判定できます。
テスト結果
Sub test() msgbox CInt ("5") '5を表示します。 msgbox UCase(1.5) '2を表示します。 msgbox UCase("あいう") '「エラー 13 型が一致しません。」が発生します。 End Sub